こちらの記事からの続きです。
条件がわりと厳しく、どうせその条件にあてはまる物件なんて出ないだろうと思って気軽に物件探しをお願いした私たち。(というか私。)
それでも探し始めてまもなく、予算に見合う物件をいくつか紹介してもらえたのです。
しかもその中には新築も…！
まずは予算決めから
物件を探す前に、まずは予算を決めましょう、と話があり、
自己資金としてどれくらい出せるのか、と、
月々支払えるとしたらどのくらいなのか、などのヒアリングを受けました。
今の家賃が65,000円。
なのでそのくらいが理想だけれど、利便性が上がる、とか、生活環境が良くなる、ということを考えると80,000円くらいまでなら出せるかな、と思って、
そのように回答。
自己資金は一旦200万と答えましたが、
正直どのくらいが妥当なのかなんてわからないし、
高く言えばその分予算に上乗せされるような気がして、無難なところを答えた感じです。
担当者さんの計算によると、自己資金200万＋月々の支払いをローン換算すると、予算的には3,000万〜3,200万くらいになるとのこと。
私は以前住宅関係の仕事をしていたこともあり、そのくらいの予算で駅近、となると新築は無理、というのはすぐにわかりました。
中古ならどうなんだろう…
そう疑問に思った瞬間、
「探せない予算では全然ないと思います。この予算内でいくつか物件を探してみますね」と担当さんは言ってくれました。
おお、頼もしい！
予算内かつ条件に合致する物件紹介へ。え！？新築も…？
少しの期待と、でもどうせすぐには見つからないだろうな、という諦めの気持ちでその日は帰宅。
そして後日、いくつか物件を探しました、とメールが入ってました。
驚くことに、その中には新築建売も入ってまして。
その予算で駅から徒歩圏内で新築が買えるなんて思ってもみなかったですし、
不動産屋とはいえ、中古リフォームの事業を会社としてしているところから新築を紹介されるなんていうことも驚きで。
いろんな可能性を考えて提案してくれてるんだなぁ、と妙に感心したりしました。
結果的に買うことになる中古物件は、実はこのとき紹介された中にありました。
初回に紹介された中で決めるなんて、本当に露にも思っていなかったのに、
わからないもんですね…ご縁というかなんというか。
いざ、内覧
ただ、最初に見に行ったのは新築建売の方。
中古物件は売主さんが居住中だったので、その方とすり合わせして内覧日を決めないといけなくて、すぐに、とはいかなかったのです。
私は建売にあまりいいイメージがなかったので興味が薄かったんですが、
予算的にまさか新築を候補に入れられると思ってなかったですし、見たら変わるかもしれないし、せっかくの機会なので、ということですぐに見れる建売から内覧。
同じ敷地内に何軒か建売を建てた分譲地だったので、
敷地内の物件をいくつか見ました。
が。
私の心は全く動かず…
新築だ！綺麗！ピカピカ！
みたいなワクワクが一切なくて、
なんていうんでしょう。
ただ新しいだけで個性がない建物に見えたというか。
たぶんこの家に住んでも、新しい家だ、いいなーという一時の感動が過ぎ去ったらもう、
住んでて快適、とか、買ってよかったな、みたいな感想が出てこないんじゃないかなって思ったんですよね。
住んでみたらこんなところが使いにくい、というのが色々出てきそうな間取りだったし、新築なのになんでこんな我慢して住まないといけないんだろう、ってなりそうだったんです。
住宅関係の仕事をしているときに、注文住宅の展示場を見たり内装を見たり、というのをたくさんしていたからかもしれません。
それに比べて見劣りしてしまったのかも。
しかも、施工が雑で！！！
売り物なのに、施工や内装が不十分なところがお客さんにも見えるように付箋で貼ってあるんですよ。
「ネジ一個ない」とか「壁紙剥がれ」とか。
これ、見えるところだからまだすぐ直せるけど、構造とか中身は大丈夫なの？って不安になリましたよ。。
そういうのを見て、新築＝安心、ではなく、新築なのに不安、と思わせる建売は無しだなぁ（よほど立地がよくなければ）、と私は思いました。
でも、この時点で夫は、同じ予算で新築が買えるならそのほうがいいじゃん､という考え。
新築の方が長持ちするとか、耐震性が高いとか、そのあたりの要素もあったんでしょうね。
新築派の夫、中古派の私、となったところで、
中古物件の内覧へ。
次の記事に続きます。
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