中古住宅の購入を考え始めて、
まず始めたことは、「どこかに話を聞きに行く」ということ。
ネットの情報は玉石混合だし、自分たちに合った情報は足で取りに行くしかない、と思っていたからです。
以前注文住宅に関する仕事をしていて、
実際動いて取りに行く情報に勝るものはない、と思っていたことも主な理由です。
ちょうどその時、中古物件探しからリフォーム(リノベーション)までを一手に請け負う不動産屋さんのチラシがポスティングされてました。
相談に行ったらQUOカードももらえる!ということで
気軽な気持ちで行ってみることに。
しかし、この業者さんがちょっと失敗で…
こちらの話を聞かず「今が買い時ですよ!」ということだけをごり押ししてくる担当さんに当たってしまい、
かなり疲労困憊の2時間を過ごすことになってしまいました…
行かないとわからないとは言え、相談相手選びって大事ですね…(;’∀’)
とにかく「家賃がもったいない」の一点張りな担当者
そこの営業担当さんはとにかく、
二言目には「家賃がもったいないから買った方がいい」と言う方でした。
おそらく、最初にアンケートを書いたときに
「そこまで急いでいない」「まだ検討を始めたばかり」
という回答をしたからだと思います。
前述のとおり、私は住宅関係の仕事をしていたことがあったので
最初の段階ではまず
②今が買い時だと思ってもらうこと
ここに重きを置いてアプローチすることは知っていました。
なので、最初は特に悪い印象は受けなかったんです。
でも、何を聞いても「やっぱり賃貸は家賃がね」と切り返されると
それしか言うことないのか?とか
私の質問にちゃんと答えてくれない…という不満は募ってきます。
まずは「買いたい」という気持ちにさせたかったんだと思いますが、私の話も聞かずに自分の主張だけ押し付けるような印象を受けたのです…
お客様を相手にしてるとは思えない言動に心が離れる…
聞いているうちに嫌気がさしてきたのと、同じことしか言わないのでだんだん飽きてきたのもあり、
ついに私言ってしまったんですよね。
「賃貸ならではのメリットもあると思ってます」って。
そしたらなんとその方、
すごく呆れた顔をしながら、こんな一言を放ちました。
「じゃあ今日、なんで来たんですか?」
興味があったから話を聞きにきたのに…
冷やかしみたいな扱いをされてすごく嫌でした。
だけど、学びもあった。
完全に私の心が離れた後も、「だって家賃もったいないですもん」と
執拗に住宅ローンの仮審査や、物件の内覧の案内をしてきて、先に進めようとする担当者。
買うことになったとしても、絶対にこの人にはお願いしない、と思い、
提案を一切断って足早に後にしたこの不動産屋。
時間が無駄になってしまった感は否めませんでしたが、
収穫もありました。
というかそう思わないとやってられないというか…
話がかみ合わない人にはお願いしない、と決めた
この業者さんに話を聞きに行って思ったのは、
「私が聞きたいこと」よりも「営業が話したいこと」を押してくる人とは絶対に話が噛み合わないということ。
聞きたいことに答えてくれない。
会話にならない。
これではいざ詳細な打ち合わせ、となったときにストレスがたまりまくってしまうでしょう。
満足度の高い買い物になるとは到底思えません。
一生に一度かもしれない大きな買い物をするときのパートナーとしては
ちゃんと聞きたいことに答えてくれる人がいいなって思いました。
マンションか戸建てか決める参考にはなった
最初はマンションにしようと思っていた我が家。
その業者さんにはそのように伝え、実際に売りに出てる物件も見せてくれたのですが、
敷地内に駐車場&ペット可、という、私たち家族にとっての二大絶対条件を満たす物件が
著しく少ないことがわかりました。
この二つが絶対条件な理由はこちらに↓
駐車場に関しては、敷地内にあったとしてもかなり遠い場所のところもあり。
これでは家を買う意味がない!と思い、
戸建てにシフトするいいきっかけにはなったと思います。
今の生活の不満を解消しようとして家を買うのに、
さらに不便になったら意味がないもんね。
フルリフォームしたとしてもマンションのほうが購入のコストは安く済みそうでしたが、
住む快適さには代えられない、ということで、これ以降は完全にマンションを検討から外しました。
まとめ:営業担当はとても大事
営業がいいからといって必ずしもいい会社ではないと思いますし、
いいリフォームができるわけでもないと思います。
でも、すべての窓口である営業担当と話がすり合わなければ、
こちらの要望も伝わらず、いい提案ももらえず、
結局いいリフォームにならないと私は思います。
ですので、しっかりコミニュケーションができる営業さんがいる会社を選ぶ、ということも
大事な要素のひとつだな、と勉強になった経験でした。
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