こちらの記事からの続きです。
ワクワクしない、という完全な感情論で建売はやめることにした私たちですが、
もともと新築願望があった夫は、「建売が買えるってことは新築注文ももしかしたら買えるんじゃないか!?」という考えに。
その考えも、理解はできます。
私は住宅関係の仕事だったためだいたいの予算感覚はあって、
この予算で注文は無理だろう、と想像がついたのですが
初めての家探し、注文住宅を見たことがない、という人はそういう発想になるのも当然だな、と思うので。
ということで、夫の気が済むまで注文住宅の検討をしてみることにしました。
注文住宅の可能性を模索して土地探し
安いメーカーで建てたとしても、注文なら建物代で、諸費用合わせて最低1800万円くらいは必要。
ということは、予算内に収めるためには土地を1200万円以内で探さないといけません。
そう伝えたところ、その条件で夫は、スーモやat homeなどの物件検索サイトで一生懸命土地を探してくれました。
土地はあるけど難がある
希望エリアで予算内の土地は、あるにはありました。
でも、そもそも土地代がまあまあ高いエリアで探していたので、
その中で安い土地、というのは何か難があります。
例えば、高低差が大きくて擁壁の工事費がかかるとか、ものすごい坂の途中にあるとか、地目が畑で地盤改良が必要になりそう、とか。
やっぱり安いのには安いなりの理由がありますね…
企画住宅なら予算内だけども土地はない
そんな中でも、希望エリア内で唯一、古屋付きではありますがギリギリ予算内になりそうな物件が!
実はそこ、中古物件を紹介してくれた不動産屋さんにリフォーム前提で以前紹介されていたところだったのですが、
調べてみると駐車場がなかったんです。
私たちの条件は駐車場が必須ですから、駐車スペースが取れないなら無しだね、とすぐに候補から外れたのですが、
解体して新築、となれば、駐車場が取れる可能性もあります。
ということで、その土地の資料を持ってとあるローコストメーカーに相談してみることに。
土地を見てくれた上で担当者さんが言うには…
「企画住宅(注文のメーカーが建てるけど、間取りが決まっているもの)ならギリギリ予算内にはなるかも。
ただ、前面道路が狭いので工事車両も停めるところがないし、人手ですることが増えるので通常よりも解体費や工事費も高くつく可能性もあります。
あと、前面道路がかなり狭いのと、この土地が道路に接している面積も小さいので、解体して駐車場作ったとしてもここに毎日車庫入れ(出し)するのは結構大変かもしれません…毎日のことだとストレスになっちゃうことも。
また、周囲を家に囲まれているので、日当たりもなかなか心配です。」
雰囲気的には、あんまりお勧めできる土地ではなさそうでしたね…
エリアを変えれば新築注文もいけるんじゃない?と言われたけど
希望エリア内で、予算内に収まりそうな価格の土地はもうありません。
ということは、予算内では新築注文は難しい、ということ。
それがわかった夫は次に、「エリアを変えればだいぶ安くて綺麗な土地があるみたいなんだけど」と提案してきました。
そもそもこのエリアにしたい、と拘っているのは私の方。
夫の通勤のしやすさと
息子の通院、通園を考えたときにそこがベストと思ったからです。
それには夫も同意してくれていましたが、自分の通勤には多少時間がかかってもいい、と言い出しまして…
ただ、予算に収まるくらいまでエリアを変えるとなると、
かなーーーり不便な場所に建てることになります。
駅も近くない、スーパーやコンビニも近くにない、
バスの本数も少ない。
夫の通勤に時間がかかるので、必然的に私がワンオペで育児をする時間も増えます。
そこまでして新築が欲しいか?と言われたら、私の答えはNOでした。
そもそも、「新築の家が欲しい」ではなく「今よりも便利な暮らしができる家が欲しい」と思って始めた家探しです。
新築にこだわって家を建てると、その目的が達成できない、本末転倒な住宅購入にならないか?というような話をしました。
夫とは他にも、将来的な生活のことや、資産価値のこと、
いろんなことを話し合い、結果的に、中古リフォームにしよう、という話にまとまりました。
そして、不動産屋さんを通じ、中古物件の買付申し込み書を売主さん側にお送りすることにしたのですが、
なんとここからさらに一悶着…
夫の両親が、反対してきたのです…!!!
続きは次の記事で。
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