我が家の浴室には窓がありません。
リフォーム計画中、“浴室に窓をつけるかどうか問題”はめちゃくちゃ悩んだことの一つですが、結果的につけないことにしました。
実際住んでみたら全然問題ないので、これでよかった、と思っています。
でも、リフォームをする前は悩んだポイントベスト3に入る問題だったので、どんな考えでその結論に至ったのか、そして今住んでみて抱いていた不安はどうなったのか、などをまとめておきます。
決断の過程
当初は、浴室に窓をつけるつもりでした。
ただ、リフォームに伴い浴室の位置を変更することにしたので、窓をつけようとすると筋交が邪魔になってしまう、ということや、
コストの問題もあって、窓をつける、つけないを悩むことに。
いろんなサイトや本、YouTubeをみると、だいたい同じようなことがメリットデメリットとして載っています。
窓をつけるメリット
・朝光が入る中でお風呂に入るのが気持ちいい。
・換気しやすい。
デメリット
・断熱性が低くなる。
・掃除の手間が増える。
・防犯上問題がある。(覗きや窓を開けているときの侵入など)
それを踏まえてどう判断するのか。
一度決めたら簡単には変更できないこともあり、本当に、ほんとーに悩みました。
家づくりって本当に、メリットデメリットを比較してどちらを取るのか、という選択の連続ですね…
「窓なくても換気には問題ないって言うけどほんと?」
「朝お風呂に入るわけじゃないけど光が入らなかったら暗いんじゃ…?」
などなど、ぐるぐる考えた結果…
うちは断熱性とコストをとった
窓をつけないことにしたのは、「断熱性を向上させるため」と「コストを抑えるため」でした。
色々と調べているうちに、熱は窓から逃げていくこと、断熱性を高めるには窓をなくすことがかなり効果的だということを知りました。
冬にお風呂が寒くなるのは嫌だ…!(うち、東北だしね)
そして、窓をなくすことでもちろんコストも抑えられます。
窓一枚分、数万円ではありますが、色々とやりたいことを盛り込んで費用が上がっていたので、少しでも削減したい気持ちでした。
ということで我が家では、
「自然光」「自然風」という爽やかさを捨てて、
「断熱」「コスト」という実用性を買うことにし、窓をつけないことにしたのです。
住んでみてどうか?
そして実際住んでみて、今。
全っったく、不便さを感じません。
翌日には床はカラカラになっているし、
モワッとする感じもしません。
こまめに掃除しているのもありますが、まだ目立つカビも生えていません。(カビ?と疑った瞬間にカビキラーしているから。笑)
24時間換気扇を回しっぱなしですが、それはアパートにいた時も同じだったので何の違和感も覚えません。
考えてみればアパートに住んでいた時もお風呂の窓って年に数回(大掃除の時くらい?)しか開けたことなかったし、
窓があることで掃除やカビ管理の手間は増えるし、
防犯上明けっぱなしにはできないし、
なくていいな、と今のところ思っています。
窓があったアパート時代と違うことは、採光くらい。
窓があった時は、日中浴室は電気をつけなくても十分明るかったです。
でも、日中浴室が明るくていいことって、今の生活だとそんなにないので
なくても不便では全然ないな、というのが今の率直な感想です。
ライフスタイルが変わって、朝シャワーを浴びるとか、
日中優雅にお風呂タイムをゆっくり楽しむ、とかにならない限り、
窓が欲しい!とは思わなそうだし、
今のところ、これでよかった!と思っています。
あとはもうすぐ来る冬に、断熱効果を感じられるか、、それが問題だ。
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