こちらの記事からの続きです。
一悶着ありながらも、ようやく中古物件の売買契約が決まりました。
何度も話し合い、何度も自分に問い、これでいい、と思った決断でしたが、
いざ契約、となるとやはりとても緊張しました…
契約日が決まり、もう後には引けない、と思った時から緊張
夫との話し合いが済んで、
「じゃあこのまま契約に進もうね」となったところで、
待ってもらっていた営業さんにメールを打ちました。
現状と、このまま進める旨を書いたのですが、
それを送信するとき、ちょっと緊張したのを覚えています。
「これを送ったら、もう後には引けないんだ…本当に3000万の買い物するんだ…」
って思ったら、少しためらうくらいドキドキしてきて…
それでも、今まで話し合ってきた色んなことを思い返し、
このブログでも書いてきたように、今この物件を買うメリットを言語化し、
「きっと大丈夫」と言い聞かせて、送信ボタンを押しました。
その後、先方さんとの話し合いで契約日が正式に決まり、
いよいよだなぁ、と思うとともに、その日を迎えるまではなんとなくずっと緊張感がありました。
ずっと賃貸で暮らしていくと確信していたこともあって、
「本当にこれでいいの?」というのは何度も自問自答してきていましたが、
最大級に考えたのはこの時点だったかもしれません。
多額の現金を目の前にし、緊張
契約日の持ち物の中には、「手付金100万円」というのがありました。
これは必ず現金で、という指定があり、振り込みではだめだそうです。
ということで、現金100万円を準備したのですが、そんな額の現金を手元に置いておくこと自体たぶん初めてなので、
目の前にあることにも、保管しておくことにも、やや緊張してしまいました。
記念に写真撮ってみたり。笑
仕事でこのくらいの現金は何度も手にしたことがあるのですが、
自分のお金となるとまったく感情が違いますね…
これが一瞬にして人の手に渡ると思うと、
すごい買い物をしたんだなぁ…と、改めて、しみじみ思いました。
不動産を買うってすごいことだなあ…
契約の場は、もちろん緊張!
ドキドキしながら現金100万円を大事にカバンに入れ、
迎えた契約の場。
売主さん側の不動産屋さんは大手のところだったので、
契約の場所はとてもきれいなオフィスでした。
売主さん側の営業さんから、重要事項説明書や、契約書の内容をとても細かく説明を受けます。
不動産屋ってもっと適当なイメージだったので(失礼ですが💦)、
内容をしっかり説明してくれることに少し驚き。
さすが大手だ…と、妙な感心をしたりしてました。笑
(前職でお付き合いのあった会社はもっと適当なところいっぱいあったので…)
登記内容の確認や、建物の設備や現状について、
この契約が白紙撤回になる場合について、
こういう状況になったらどうなる、とか、こういう場合は売主負担でこうする、
みたいな、重要な話がたくさん。
今まで色々と話し合いはしてきたものの、しっかりとこの建物はこういうのですよ、という説明があったのは契約の場が初めてだったので、
「あ、そうだったんだ」みたいなことがいくつかありました。
たとえば、
「ここの境界が決められてないけど売主負担で測量して決めた後に引き渡します」
とか、
「前面道路は私道で、持ち分がこうなってるのでこういう状況になったら再建築できない可能性が…」
とか。
正直、「えっ!?」って思う内容だったんですけれど、
ちゃんとリカバリする方法というか、「○○ですが○○なので大丈夫です」みたいな説明だったので安心して契約できました。
問題点ばかり並べられたら契約なんてできなかったよ…
この物件について何度も何度も話し合ったり説明を聞いたりしていたのに
いざ契約、となって初めて出てくる内容ってあるんだな、と勉強になりました。
そのへんはちゃんと確認しておくべきでしたね…
契約書や重要事項説明書が事前に確認できるようならしておいたらよかったのかもしれませんね。
新築だったら必要ないことだと思いますが、
中古物件だと、今と違う時代に建てられているため、遵守していた法令が違ったり
基準が違ったり、ということがよくあり、気をつけないといけないことがあります。
今回はちゃんと現状&解決策まで説明してくれる業者さんでしたが、
そうでないところもありそうだし…
もう少し細かいところまで気を配っておくべきだったと少し反省。
しかしながら、致命的なトラブルに至りそうなことはなく、
売主さんも隠すことなくしっかりと現状を教えてくれたので、
そのまま無事、契約となりました!
契約書に署名する夫の姿を見て、
「あー本当に家買うんだなぁ…」と身の引き締まる思いでした。
というわけで、全9回にわたって「中古物件を買うまで」について書いてきました!
記憶が新しいうちに、振り返って記録出来てよかったです。
ご覧いただきましてありがとうございます!
まだここから、住宅ローンの本申し込みがあったり、火災保険を検討したり、
引き渡し、リフォーム打ち合わせがあったりと、家づくりは続いていきますので、
また違う観点で書いていこうと思います。
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