そういえば、家を買う時にかかったお金ってどれくらいだったんだろう、と
引き渡しを受けてから一カ月以上経った今になって気になってきて、
資金明細を引っ張り出してきました。
いわゆる「諸費用」っていうところですね。物件購入費以外の部分です。
せっかくなので、ここにも備忘録的に残しておこうと思います。
先に合計金額を言うと、約221万円でした。
(物件価格は約1700万円です)
支払先別に、内訳を記していきます。
不動産会社へ:60万円
・仲介手数料:約60万円
不動産会社への支払いは、これだけです。
計算方法は(物件価格×3%+6万円)×消費税。
他に不動産会社への支払いとして、住宅ローン代行手数料というのが必要な会社もあるようです。
うちの業者さんには交渉の上免除してもらいました。
司法書士へ:25万円
・所有権移転、保存、抵当権設定登記の費用+その報酬:約25万円
こちらは司法書士さんに支払いました。
金額は最後まで不透明でした。
だいたいこれくらい、というのはわかるようですが、
実際は決済のときに請求書をもらって初めて正確な金額がわかります。
(前もって問い合わせれば教えてくれるんだと思うんですが)
司法書士さんによっても違いがあるのかも??
銀行へ:93万円
・融資手数料:約8万円
・保証料:85万円
住宅ローンを組むにあたって必要だった費用です。
金融機関によってかなり違いが出ると思います。
ネット銀行だと保証料ゼロのところも多いですが、その分手数料が高かったり。
ただ、総じてネット銀行の方が安いと思います。
うちではネット銀行でできなかったのが悔やまれますね…
ちなみに保証料は住宅ローンを組む期間分を先払いなので、
繰り上げ返済などをして期間短縮した場合はその分が戻ってきます。
税金:4万円
・固定資産税清算金(日割り):約1万円
固定資産税は4月1日に持っている人に1年分課されるので、
途中で取得したらその分負担してよね、的な考え方だと思います。
マンションの場合、管理費や修繕積立金も日割り計算になるみたいです。
・印紙代:3万円(売買契約書に1万円、金消に2万円)
・不動産取得税:0円(たぶん)
不動産取得税についてはまだ申告していないので正確にはわかりませんが、
軽減措置が適用されて、おそらく0円になる計算です。
自分でも計算してみたのですが不安だったので計算ツールを提供しているサイトも使ってみました。
火災保険:32万円
・火災保険料(10年一括払い、地震保険5年):約32万円
我が家は色々比較してソニー損保にしました。
対面の損保会社よりもかなり安く上がりましたが、それでも10年一括だとこれくらいに。
つける補償内容によって10万円単位で変わるみたいです。
うちは手厚い補償にしたのでこのくらいになっちゃいましたね
その他:7万円
・耐震基準適合証明書取得費用:7万円
この物件はそのままだと住宅ローン控除の対象外だったので、控除を受けるために必要な経費でした。
ついでに登録免許税も安くなりましたので、結果的に元は取れました。
当初見積もりとの差額:20万円
この物件に当たりをつけて相談していた時、
出てきた諸費用の見積もりは約240万円でした。
実際かかったのは約221万円ですので、20万円ほど節約できたことになります。
理由としては、
①住宅ローン代行手数料(55,000円)を免除してもらったこと
②固定資産税が想定よりも安かったこと
③耐震適合証明を取得できたことにより、登録免許税が安くなったこと
このあたりかと思います。
購入前に正確に諸費用を把握するのは難しいんですね…
諸費用とはいえなかなかの金額です。
最初から「見積もりに書いてあるんだからこれくらいはかかって当然」と思わずに「少しでも節約できる方法」を探すことでもう少し安くできたのかもしれません…。
税金はどうにもなりませんが、サービスを比較して安くなる可能性があるもの(住宅ローンや火災保険など)についてはもっと早めに動いておけばよかったなぁ、と思っています。
住宅購入っていちいちかかるお金の単位が大きいので、
節約できるところはしておきたかった!!!(切実)
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