【失敗談】住宅ローン、業者任せで失敗。もっと低金利のローンがあった…

契約から引き渡しまで

住宅ローンを業者任せにして失敗した、という話です。

そもそも私たちが情報収集を始めたときは、
まだそこまで家を買うことに本気ではありませんでした。

なので業者さんに「仮審査しておきましょう」と言われた時も
とりあえず出しとく、くらいの軽い気持ちでした。

いざその時が来たらもう少しちゃんと比較検討していくつもりでしたが、
結果的にはそんな時間はなく、結局業者さん経由で申し込むことに。

よっしー
よっしー

自分たちで見つけてればもう少し安い金利で借りられたかもしれんのだ…

住宅ローンを組む金融機関を決めるまで

まずはざっくりと、住宅ローンを申し込みした経緯を。

①いざ物件が見つかったときにスムーズに進めるため、仮審査はやった方がいいとの業者さんの勧めで仮審査(金融機関選定はお任せ)
②金利がまあまあ安く、中古物件購入とリフォーム資金を同時に住宅ローンとして借りられる地方銀行で仮審査通過(不動産業者経由)
よっしー
よっしー

この時点では安心材料の一つ、くらいに捉えていました。一つ通れば他の銀行も通るだろうから物件が決まるまでに銀行のことは考えよう、と。

③結果的に仮審査で通った金額内でいい物件が見つかり、そのまま申し込み→契約
④その後もう少し金利交渉してみます、という話だったがまとまらず、自分たちで探してみるとネット銀行などではもっと安い金利&手数料で借りられるところをいくつか発見
よっしー
よっしー

今考えてみればこの動き出しが遅かった…

⑤慌てて仮審査してみると通過。ただし、物件の審査は本審査に出してみないとわからないと判明。(今回は築30年超の中古物件のため、担保評価が取れるか怪しかった。借りる人の信用があっても担保評価が取れないと本審査が通らない)
⑥ネット銀行の本審査結果を待っていると今通っている地銀ローンの有効期限が過ぎてしまう。→ネット銀行で本審査落ちすればどこからも借りられない事態になるリスクを背負うことに。。
よっしー
よっしー

ネット銀行の場合、仮審査で人を見て、本審査で物件を見る感じになるようですね。クチコミを探してみると、仮審査は通っても本審査で落ちた、というのをいくつか発見(おそらく物件事由)。ネット銀行の担保評価は結構カラいみたい。

⑦どこからも借り入れができない、という事態だけは避けたいので、泣く泣くそのまま仮審査を通していた地方銀行で本審査申し込み。

調べてわかった住宅ローンのこと

私たちは今回、ネット銀行など金利の安いところでローンを組むことは叶いませんでしたが、
調べてみると中古物件購入+リフォーム資金をまとめて住宅ローンで貸してくれるところは結構ありました。

よっしー
よっしー

普通は中古物件購入→住宅ローン、
リフォーム資金→リフォームローンになるけど、
全部まとめて住宅ローンで貸してくれれば安い金利で借り入れでき、住宅ローン控除も総額で受けられる!

リフォームと中古物件の購入を住宅ローンで一括借入できる金融機関はこんなにあった!

私が調べた限り、住宅ローンでリフォーム資金も賄える銀行はこれだけありました。
(2021年8月現在)

・ソニー銀行
・楽天銀行
・イオン銀行
・みずほ銀行
・新生銀行
よっしー
よっしー

金利はどこも変動金利で0.5%前後。
審査もネットで完結するところばかりです。

ネット銀行は金利だけでなく手数料も割安

金利だけでなく、保証料ゼロ、繰上げ返済手数料ゼロ、取扱手数料が安いなど、
諸費用についてのメリットも多かったです。

よっしー
よっしー

コンビニATMの手数料がかからないとか、銀行としての利便性も普通にいいところが多いですね。

ただし、条件が各銀行で違い、使いづらい面も

金利や手数料のメリットが大きいネット銀行ですが、
利用しづらい面もありました。

例えば、ソニー銀行では築30年以上の物件がそもそも対象外です。

楽天銀行では住宅ローンにリフォーム資金も対応しているものの、
リフォーム完成後の一括融資となるそうです。
中古物件の引き渡しや決済は普通リフォーム完成前になるわけですから、
その時に融資資金がもらえないことに。

よっしー
よっしー

楽天銀行に直接電話で問い合わせた時は、担当さんに「個人売買だと難しいです」と言われました。

イオン銀行では、リフォームの完成が引き渡しから3ヶ月以内でないとリフォーム分と物件購入分のローンの2本立てになり、
かつリフォーム分の融資は完成後一括となるそうです。

よっしー
よっしー

大規模リフォームの場合、通常、支払いは複数回になることが多く、着工時、中間、完了後、と資金が必要になります。
工事完了後一括融資だと着工時と中間の支払いをローンで賄えないため、多額の自己資金が必要です。

みずほ銀行は分割融資ができるのでその点は使いやすそうですが、
審査基準が少し厳しめな印象でした。

よっしー
よっしー

仮審査的な立ち位置のAI診断というのがあって、その時点で他行よりちょっと厳しめな結果に…

この中でいうと新生銀行が一番良さそうだったのですが、
本審査に出してから結果が出るまで二週間ほどかかるということで、
その間に地銀の審査有効期限が来てしまう私たちは利用を断念。

よっしー
よっしー

もう少し早めに情報収集していれば新生銀行に本審査出したかもしれないですね。

今回の教訓:住宅ローンは業者に任せきりにしない。早めの情報収集をする。

今回失敗したな、と思ったのは、この二つです。

①業者さんに金融機関選定を任せきりにしたこと
②情報収集の動き出しが遅かったこと

 

よっしー
よっしー

金利や手数料で数十万円違ったかもしれない…

 

でも、結果的には今回申し込みした地銀でよかったのかも、とも思います。

新築で担保評価も問題なく受けられるピカピカの物件であればいざ知らず、中古物件で築古であれば何かしらの問題があることが多いです。

その分担保評価が取れにくく、審査に出せば色々と聞き取りをされたり書類を要求されたり、と面倒なことも多かったかもしれません(あくまで想像です)。

その上で審査落ちしたらがっくりしてしまいますし、次、といってもまた同じくらい時間と手間がかかります。

その点、実店舗のある銀行であれば、本審査に出さずとも物件の資料を渡して事前にある程度評価は出してもらうことができます。

ネット銀行は窓口がない分金利は安いけれども、
やりとりが直接できないのでコミニュケーションが取れにくかったり
トラブルになるケースもあると聞きます。

私たちが購入したのは割と担保評価はされにくそうな物件で、審査に出しても落ちてた可能性が高いと思ってることもあり、今はそこまで後悔はしてません。

でも、できたらもう少し金利が安く済む可能性をしっかり検討したかったな、という思いはあるのでした。

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