キッチン、お風呂、洗面台、トイレといった設備を選ぶために、
ショールームを見学してきました。
TOTO、Panasonic、LIXILの中でどれか、ということでしたので、本当は全部見に行きたかったんですが
時間的な都合もあり、PanasonicとLIXILのみに。
今回はPanasonicのショールーム見学をしてきた感想を書きたいと思います。
とにかく「スゴピカ」押し
ショールームを案内してくださった係の方が、
一番熱量を持って説明してくれたのが「スゴピカ」でした。
傷つきにくく、汚れがとにかくつきにくい、落ちやすい、というのが大きな特徴の素材で、
お風呂の浴槽や水栓に使用すると綺麗が長続きし掃除もとても楽になるそうです。
ショールームには体験コーナーもあり、
スゴピカ素材とFRP素材(従来のお風呂の素材)、
どちらにもマジックで色を付け、どちらが落ちやすいかを試すことができました。
他のところは普通に説明してくれてた案内係の方が、
ここだけは「ぜひ体験してください!!」と熱く説明してくれたのが印象的です。
私も体験しましたが、たしかに汚れの落ち具合は圧倒的に良かったです。
ただ、お風呂の浴槽ってそんなに頑固な汚れがつかないので、
ここにそこまでお金を使わなくていいかも‥というのが正直な感想です。
スゴピカにグレードを上げると10万くらいUPですって!
ちなみに、トイレはグレードを問わず、全部スゴピカを使っていると言っていました。
トイレの便器は汚れがつきやすい場所なので、
グレードを上げなくてもスゴピカが使えるというのは魅力かもしれません。
アイテム変更などの変更が効きづらいかも
たとえば、キッチンや洗面台の収納など、ここがもう少しこうだったらいいな、というところ、
「変更できますか?」と聞くと、
「それはグレードを一つ上げた商品なら可能です」との回答が。
グレードはそのままで、収納だけもう少し足したい、みたいなところは難しいようです。
前に見に行ったLIXILではそれができたので、Panasonicはできないのか…とちょっとマイナス評価になってしまいました。
後日リフォーム会社の担当さんに聞いたところ、
「Panasonicは細かく商品のグレードが分かれているので、
このシリーズでこれに変更、みたいなことが効きにくいかも」とのことでした。
標準仕様で選べる色が少ない
標準仕様だと、設備やそれに付随するドア・収納の色などがほとんど白一択、というくらい選べる色が少なかったです。
そこから色を変えようとすると、金額が上がってしまうようです。
キッチンの収納の色に、素敵な色があったのでこれにしたらいくら上がりますか?と聞くと
「これだと40万くらい高くなりますね…」って言われてしまいまして。
そこまではいかないまでも、たとえば木目とか、そんなオーソドックスな色でも金額は上がるようです。
利便性が上がるならまだしも、色にはお金使いたくないな…と思い、見積もりは全部白で作ってもらうことに。
シンプルだし迷わないからある意味メリットなのかもしれませんけど、なんとなく「普通」感がぬぐえない感じの設備になってしまいました。
これも、他社のカスタマイズ性を見てそう思ってしまったので、
ここだけ見てれば特段のマイナスではないかもしれませんね。
総じて、Panasonicじゃないとダメなところ、というのが見つからなかった
Panasonicならでは、みたいなところが、一番最初に書いた「スゴピカ」以外に見つからず、
ここにしたい!!と思わせる決定打がない、という印象を私は持ちました。
スゴピカはもちろんすごかったけれど、
他社でも今はFRP以外に汚れにくい素材を開発しているし、
そこまでの優位性も感じられず…。
どうやら価格はメーカーの中では安い方みたいだったんですが、
カスタマイズ性があまりよくなく、ここだけ変えたい、みたいにするとシリーズのグレード自体を上げないといけないため、本当に使いやすいと思う仕様にするには総価格が上がってしまいそうでした。
というわけで、まだ本決まりではないんですが、
Panasonicは使わないかな…というのが今の状況です。
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